職場インタビュー

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励まし合える風土づくりを第一に

社会福祉法人幾久栄会 施設長

佐藤 潤 さん

県内初の民間介護施設として開所し、現在、特別養護老人ホームをはじめとする8つの福祉サービスを展開する幾久栄会。平成30年には、女性活躍推進法の一般事業主行動計画を努力義務企業ながらいち早く策定し、女性も働きやすい職場づくりを実践しています。
人手不足が叫ばれる介護業界ですが、幾久栄会では10〜70歳台までの幅広い年代の職員が在職しています。中には、産休・育休後に復職した方も。その理由の一つに「効率化」があると、施設長の佐藤潤さんは話します。


「効率的に業務を進めるために、設備の充実に力を入れています」。職員間で好評なのは、カメラ搭載のナースコール。コールと同時に利用者の姿が職員のスマートフォンに写し出され、容体を確認、今何が必要かすぐに対応に走れる仕組みです。他にも、入浴作業を軽減するミスト浴や、呼吸と心拍数が分かるバイタルセンサーなども導入して、職員の心身の負担軽減を図っています。また、多数の事業所がある幾久栄会では、個々の職員に合わせた働き方も可能。一時的に日勤のみの施設への配属など、ここならではの方法があります。


幸楽荘イベントでの一枚。

とはいえ、介護現場はケースバイケースの連続です。目まぐるしい状況下で、「『今日も頑張たの』『明日も頑張ろぜ』と気持ちよく帰路に就くことのできる職場。職員の働きがいに直結する互いを労う組織風土を、この先もずっと守り継いでいきたいです」と佐藤さん。利用者も職員も、一日一日を前向きに過ごせる、そんな場所を幾久栄会は目指しています。






社会福祉法人幾久栄会
特別養護老人ホーム幸楽荘

住所
酒田市小泉字前田50
電話
0234-64-3711
創業
昭和51年4月
従業員数
139名 ※令和3年8月現在
事業内容
施設介護サービス、地域介護サービス(ショートステイ・デイサービス等、在宅介護サービス
備考
やまがた子育て・介護応援いきいき企業
優秀企業(ダイヤモンド)