職場インタビュー

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安心して働き続けられる職場づくりの延長線上に「えるぼし認定」がありました

社会福祉法人さくら福祉会

理事長 佐藤正視さん(右)、機能訓練指導員 渡部泰地さん(左)、介護員兼生活相談員 渡部郁美さん(中央)

事業所紹介

社会福祉法人さくら福祉会は高齢者福祉、介護トータルサポート企業として山形県内36施設で特別養護老人ホーム、ショートステイ、グループホーム、デイサービス、多機能型など幅広い介護サービスを展開している法人です。
平成7年に開設し、今年で30年目を迎えます。

介護の知識・経験が豊富でロールモデルとなる職員も大勢おりますので、キャリアアップ、スキルアップができ、相談しやすい環境です。

全職員にいきいきと長く働いてもらうためにも女性活躍推進とワーク・ライフ・バランスが重要だと考え、人事・給与規定の見直し等に努めています。
6割以上が女性で、子育て中の方をはじめ幅広い年齢の方々が活躍しているので育児休業制度や短時間勤務など仕事と家庭の両立ができる制度を整えています。
本人の希望があれば全職員を無期雇用契約に転換していますので、職員皆が安心して働ける職場です。

就業地限定勤務制度など様々なライフスタイルに合った働き方を選べるよう就業規則を改正し、柔軟な働き方を選べるのも当法人の自慢の一つです。
また、派遣人材や外国人介護人材(ベトナム、中国、インドネシアなど6カ国51人)の方々にもご活躍いただいており、昨年はベトナム人2名が介護福祉士資格を取得するなど活躍の幅も広がっています。


えるぼし認定取得を目指したきっかけ

理事長 佐藤さん:
えるぼし認定を受けることで当法人は「女性活躍推進に積極的」であり、「社会的責任を果たす取り組みを行っている」等のブランディング強化にもつながると考えました。
職員はもとより、求職者や取引先の方々からの信頼もより一層得られるのではないかという思いもありました。

法人本部 五十嵐さん:
認定取得にあたってはどの程度、認定基準を満たしているのかなど現状の洗い出しから始めました。
業務時間調査を実施し、業務の見直しを行った結果、時間外労働時間の削減につながりました。
男性育休取得者についても令和4年度は1名だったのに対し、令和6年度には7名と大幅に増加しました。男性育休取得率は約80%で、平均取得期間は4週間ですが、中には1年間取得する職員もいます。

法人本部 冨樫さん:
苦労した点としては、職員数が400名以上と多いため一人ひとりの雇用状況を精査し、データ化する作業が想像以上に大変でした。
例えば「管理職比率」については、当法人の定める役職が厚生労働省が定義する管理職に当てはまっているのか等、一つ一つ確認しながら申請まで約半年ほど、山形労働局と何度もやり取りを重ねました。

理事長 佐藤さん:
認定制度そのものについてまだ知らない職員も多くおりますので、当法人内でももっと周知を図りたいと思っています。

職員にとって働きやすい職場環境や制度づくりに努めてきたその延長線上に「えるぼし認定」があると思っています。この3段階目(3つ星)を維持できるように頑張っていきたいですね!


えるぼし認定通知交付式(令和7年1月 山形労働局にて)

機能訓練指導員 渡部泰地さん、介護員兼生活相談員 渡部郁美さんご夫婦

夫 泰地さん:
私は機能訓練指導員(作業療法士)として、機械を使ったパワーリハビリや歩行ロボット等を利用した歩行訓練、電気療法、マッサージなど物理療法などを行っています。

産後パパ育休(出生児育児休業)制度は、第一子(4歳)が生まれたときにはまだ存在していませんでしたが、第二子(0歳)誕生を機にこの制度を利用し、4週間取得しました。

第一子のときは、日中の子どもの世話は妻に任せていたので、休日でなければ長時間子どもと関わる時間が持てませんでした。でも、第二子では新生児期の大変さや楽しさ、限られた時間内での育児・家事分担の大切さを学ぶことができました。

生まれたばかりはどうしても下の子のお世話につきっきりで、上の子が赤ちゃん返りをしてしまうことがあり、二人同時育児の大変さを痛感した瞬間でした。
そんなときも子どもの気持ちを受け止めつつ、心に余裕をもって対応できたのは本当に良かったです!


妻 郁美さん:
私は介護員兼生活相談員(社会福祉士)として利用者さんの介護全般と相談業務や請求業務、新規利用者さんの契約に関する説明などを行っています。

実は、第二子出産の1か月ほど前から切迫早産で入院することになり、家事が全くできない状態でした。
でも、生まれたあとも夫が率先して上の子のお世話や家事をしてくれてすごく助けられました。
産後は無意識に頑張りすぎてしまうこともありましたが、やっぱり二人のお世話をするのは大変なんですよね。
そんなときも夫がいてくれたことで精神面でもラクになりましたし、すごく支えになってくれました。


夫 泰地さん:
育休取得前には同じ機能訓練指導員の先輩に申し送りをして、快く送り出してもらいました。すでに育休を取得した先輩には取得期間や期間中の話などアドバイスをもらいました。

妻 郁美さん:
私の場合は予定日よりも早く生まれる懸念もあったので少し長めに引継期間を設け、相談員資格を持つ職員にマンツーマンで業務を引き継ぎました。

夫 泰地さん:
急な休みや業務変更があっても協力し合える体制ができていて、大きなトラブルもなく業務を行うことができています。
私自身、子どもの急な体調不良で休まなければいけないときも、出勤している職員同士で分担しスムーズに業務を進めてくれるのでとても助かりますし、働きやすい職場だと感じています。
そんな職場環境なので、普段の業務もより一層頑張ろう!と思えますし、その心の余裕が利用者さんとの日々の関わりやコミュニケーションにも良い影響をもたらしています。


利用者さんと楽しく会話ができるだけでなく、「来月のこの行事に参加したい」とか「レクリエーションに○○を入れてほしい」といった要望もじっくり聞くことができます。
その要望を行事予定に反映させ、利用者さんに楽しんでいただけたときは本当に嬉しくやりがいを感じる瞬間です!

郁美さん:
相談業務を行うにあたり利用者さんやご家族と信頼関係を築くのはとても重要なことです。
私の産休育休がきっかけで話に花が咲き、より良いコミュニケーションが取れたのは思いがけない副産物でした。
「私たちの時代はこうだったよ~」とお話しいただけるのも嬉しいです。

今後の展望、認定取得を目指す市内事業所へ

泰地さん:
これまで以上に利用者さん一人ひとりに寄り添っていきたいなと思っています。
利用者さんの声をたくさん聞いて、より楽しんで満足してもらえるようなデイサービスづくりを進めていきたいですね。

郁美さん:
私自身、育休取得はすごくメリットがあったと感じていますし、夫が男性育休を取得してくれて本当に良かったと感じています。
家族の絆もさらに深まったんじゃないかな?
これから取得を考えている職員の気持ちに寄り添ってお話を聞くこともできると思うので、困ったことや悩んでいることがあれば遠慮なく声をかけてくださいね!

理事長 佐藤さん:
酒田市も少子高齢化や人口減少が進み、特に若い世代の人口が減っていて人材確保もなかなか難しい局面にありますが、だからこそ認定取得は大きな意味を持つと感じています。
同じ市内事業所として多くの方が自分らしく働ける職場づくりを進め、認定取得も目指していただけたら良いと思います。


 


【えるぼし認定制度】
女性活躍推進法に基づき、一般事業主行動計画の策定・届出等を行った事業主のうち、女性の活躍推進に関する取組の実施状況が優良である等の一定の要件を満たした事業主は、都道府県労働局への申請により、厚生労働大臣の認定(えるぼし認定)を受けることができる制度

【厚生労働省 女性活躍推進法特集ページ(えるぼし認定・プラチナえるぼし認定)】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html

【酒田市ホームページ 「えるぼし」酒田市内認定企業】
https://www.city.sakata.lg.jp/shisei/shisakukeikaku/chiikisouseibu/joseiouenportal/erubosi.html






社会福祉法人さくら福祉会

住所
酒田市中牧田字丸福171番地
電話
0234-62-2941
創業
平成7年5月
従業員数
434人(うち女性 288人) ※令和6年12月現在
事業内容
高齢者福祉、介護のトータルサポート企業として、山形県内36施設(特養、ショートステイ、グループホーム、デイサービス、多機能型等)で幅広い介護サービス事業所を展開