事業所紹介

社会福祉法人酒田福祉会は平成２９年４月に設立し、特別養護老人ホームグランパ・グランマをはじめ、ショートステイ、デイサービス、小規模多機能型居宅介護・介護予防小規模多機能型居宅介護、有料老人ホーム、歯科診療所運営など医療と介護の側面から総合的支援を行っています。

「明るい挨拶・明るい笑顔・明るい声掛け」を三原則として掲げ、施設広報誌の発行や各種イベント開催など、地域の方とのつながりを大切にし、開かれた施設であるよう様々な取り組みを行っています。

自治会、医療機関、事業所等と共催した令和5年度の夏祭りには、300名超の方々が参加してくださいました。
いつも地域の皆様と共に「なんだかホッとできる、そんな温かな雰囲気」の施設を目指し、一人ひとりに寄り添えるよう日々心掛けています。

働きやすい環境づくりへのこだわり

瀬尾さん：スタッフ自身が職場に来たくなるような、明るくてホッとする空間を目指し、当施設の内外装のデザインにはかなりこだわりました。

「綺麗なオフィス」というだけで仕事のモチベーションも上がりますし、心にも余裕が生まれます。
例えば、観葉植物や洋風な外観、たくさんの光を取り込める開放的な空間・明るさ、カフェに居るような癒されるBGM、天然素材を中心としたインテリアなど“施設っぽくない“空間づくりに努めました。

ほかにも、毎日着る制服は色味、質感、胸元が開かないもの、働くうえで気を使わない安心な丈、乾きやすい、ほつれない等々、スタッフに負担が少ないものを選びました。
いかに働きやすい環境にするかというのは本当に大切で、職場が明るいと明るい人が自然と集まるし、助け合える雰囲気が生まれるんですよね。

仕事・家庭・介護・子育てなど、皆、やらなければならないことがある中で一生懸命に働いています。そんな方々を応援したいという思いが強くありました。
子育て中の方、介護中の方などいろんな世代の方が働いていて様々な経験をされているので、大変さが分かるからこそ相談し合えたり、情報交換ができたりとお互いに助け合えるのだと感じています。

“思いやり” ですよね。

働くうえで、フォローし合えるし言いやすい、相談しやすい環境って一番ラクじゃないですか？
言えないまま我慢していても伝わらない。
だから“言える”って本当に大切だし、言われる方も心に余裕を持って“いいよ”って言えるんじゃないかなと思います。

地域の人と繋がるにせよ、介護を職にするにせよ、自分に余裕もなく精いっぱいな状態で人に手を差し伸べるのは無理があると思うんです。
綺麗事じゃなくて、自分の中で余裕を持って生きられる方がもっと増えたらいいなと思います。

私自身も気持ちを奮い立たせて頑張っている部分ももちろんありますが、カツカツの精神状態で誰かに与えるというのは苦しいので、どれだけ気持ちに余裕を持てるかは大事なことだと感じています。

私たちは色々な利用者さんに対して生活に密着したサポートを行っているので、スタッフの勤務体制はもちろん、苦労や悩みも様々です。
以前、私も夜勤を経験したことがあるのですが、すごくキツくて…。
それを夜勤スタッフは普段からやっていると思うと本当に尊敬しますし、スタッフ一人ひとりのことを大事にしていきたいと思います。
小さな悩みも我慢しないで相談できる雰囲気や信頼関係、利用者さんもスタッフも尊重される“心の安全“をこれからもしっかり守っていきます！

生活相談員　髙橋さん

髙橋さん：生活相談員としてショートステイや特別養護老人ホームに入所される方、施設利用希望のご家族の相談対応、利用者さんのご家族への連絡など、安心してご利用いただけるよう業務にあたっています。

以前は保育士として働いていましたが、夫の祖父母も高齢になり、介護中心の生活に変わりました。
祖父母の介護を通してその苦労や大変さを身をもって痛感し、自分と同じように悩んでいる方の力になりたい！という思いから当施設の開設と同時に入職しました。
当施設はまだ新しい施設なので、みんなで作り上げていくという点にも惹かれました。

月並みですが、利用者さんやご家族から感謝の言葉をいただけたときは、利用してもらえて本当によかったなとやりがいを感じる瞬間です。
ご家族は話しにくいことも信頼して相談してくださいますし、利用者さんによって多種多様な悩みや困りごとも解決できたときは自分のことのように嬉しく思います。
職場では大笑いしない日がないほど皆仲が良く、日々楽しく働いています^^

プライベートでは小学生の娘2人の母。
これまでも子どもの体調不良や学校行事などで急なお休みすることもありましたが、皆が快く送り出してくれて、あたたかい言葉をかけてくれます。
子育てを経験してきた先輩ママ・パパも多く、良き仕事仲間であり、良き理解者です^^

大切にしていること

利用者さんやご家族はもちろん、スタッフとも常に連携して業務を行う必要があるので、相手の気持ちに寄り添った言葉がけ・言葉選びは特に気をつけています。
当施設の三原則でもある「明るい挨拶・明るい笑顔・明るい声掛け」は毎日欠かさず行っています。
ほかには定時で業務を終えられるよう優先順位を考えて仕事をしたり、情報共有や密に連携を図るなど施設全体の業務が円滑に進むよう心がけています。

メリハリをつけて働くことは子どもたちとの時間も確保でき、心の余裕も生まれています。
休日は子どもたちの習い事に一緒に行ったり、大会応援＝“推し活”を楽しんでいます♪(笑)

これまで、周りの理解とサポートがあったからこそ仕事も子育ても頑張ってこられました。
たくさん助けていただいた分、私も皆をサポートできたらと思っています。
そして今後は専門的な知識も身につけ、より貢献できるよう資格取得を目指したいです！