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男性育休取得を通して、職場も家庭もより良いチームワークが生まれています
林建設工業株式会社 建築部
小野 洸志 さん
貴社紹介をお願いします
林建設工業株式会社は従業員数104名(うち女性16名)、道路工事・港湾工事等のインフラに関する土木工事業と、商業施設や住宅建設等の建築工事業を営む総合建設会社です。
令和元年(2019年)に創業100周年を迎え、地域とのつながりを大切にし、「誠実で確実な仕事」をモットーに新しいことへのチャレンジを通じて変化を恐れない会社を目指しています。
平成27年(2015年)に1人目の男性育児休業(以下、育休)取得者を皮切りに、現在までに8名の男性社員が取得しています。基本的には子が1歳を迎える前日までの期間に最長1年間まで取得可能です。
制度が始まったばかりの頃は、「男性が育休を取る必要があるのか?」と職場での男性育休に対する理解が乏しかったものの、「子どもが生まれたら積極的に取得しよう」と少しずつ社内全体の意識が変わっています。
加えて、サポート体制が整ってきたことから以前は1週間程度だった取得期間も、1か月~1年ほど取得する社員も増えてきています。
また、平成21年度(2009年度)より子どもの急な体調不良等の際に取得できる看護休暇制度を開始し、現在では取得者も増え、家庭・育児に対する意識の変化を通して全社員がワーク・ライフ・バランスを大切にした働き方にシフトしてきています。
職場の理解とサポート体制があり、迷わず取得を決めました!
育休取得の際は社内Web掲示板にその旨を掲載し、情報共有を行っています。
育休中は上司が顧客や関係他社との連絡を代行するなど周囲のサポート体制が整っています。
私自身は取得前の準備として、取得期間の周知と担当業務を完了させるよう努めました。
関係他社へ不在にすることを伝えたところ、「育休取得できていいなぁ」、「林建設さん、すごいね!」など様々な反応がありました。
進捗状況を確認、調整中
育休を取得してみてどうでしたか?
当初、第一子が産まれたらすぐに取得予定でしたが、現場監督として工事の調整や職人の方々との日程調整、材料発注など業務の区切りがつき、子が1歳を迎える直前より1か月間取得しました。
上司も取得経験者で理解があり、職場の皆さんも当たり前に受け入れてくれ、安心して取得することができました。
育休中は子どもの世話はもちろん、掃除、洗濯など家事育児全般を行いました。
子を抱き上げて「高い高~い!」と体を使った遊びや絵本の読み聞かせなど様々なを遊びをしましたが、子どもの体力は想像以上で私の方がクタクタになることも…(笑)
家事育児がメインの生活は想像していたよりも大変でしたが、料理・お菓子作りが好きなので離乳食作りをはじめ、子どもとの時間を楽しく過ごすことができました!
その甲斐があってか今では「離乳食はパパから食べさせてほしい!」、「パパと一緒じゃないと寝ない!」くらいのパパっ子に^^
そして妻からは家事育児の大変さや喜びを共有できて良かったと言ってもらえました。
帰宅すると「パパ!」と笑顔で迎えてくれる娘に日々癒されています^^
今後の展望は?
当社は若い世代の採用も多く、多様な価値観を取り入れながらより働きやすい環境づくりに努めています。
加えて、ワーク・ライフ・バランス推進を図るために役職者が積極的に休暇を取得し、全社員が休みやすい雰囲気をつくっています。
子どもの急な体調不良等で看護休暇(時間単位で取得可)を取得する場合も、皆がチームとして助け合おうという意識の変化を感じています。
それが育休をはじめ、各種休暇が取得しやすい社風につながっているのではないかと思います。
今後、もし第二子を授かったら、もちろん育休を取得したいと考えています。
これからもっと出産育児に関する公的な支援制度等が充実すれば、若い世代も安心して子育てができる社会になるのではないかなと思います。
酒田市内の企業でも男性育休が当たり前になり、夫婦で仕事も趣味も子育ても楽しめる環境が整うといいですね!
林建設工業株式会社
- 住所
- 山形県酒田市幸町一丁目6-6
- 電話
- 0234-23-3322
- 創業
-
1919年「林組」創業
1949年 林建設工業株式会社設立 - 従業員数
- 104名(うち女性16名)
- 事業内容
- 総合建設業(建築・土木)